こんにちはtorajiroです。
2022年7月1日(金)約3年ぶりに後楽園ホールでお酒を飲みました!!
コロナ禍でずっと禁止されていたホール内での飲食がついにこの日解禁されたのです。
そしてその記念すべき日に、みちのくプロレスの興行で、怪我とガンの闘病で5年間の闘病生活を送ったフジタ"Jr"ハヤト選手の復帰戦が行われました。
縁あって観戦したこの興行の観戦記をプロレス素人ボクシングマニアの視点で書きましたのでご一読いただけますと幸いです。
新人レスラー山谷林檎への愛ある指導に昭和が香る
みちのくプロレス初観戦の第一試合目は新人レスラー山谷林檎選手とラッセ選手の一戦。
青森山田高校サッカー部出身の山谷林檎選手は若干19歳。

まだまだ体もプロレス技術も発展途上。
「どうしたこい!!」「打撃で来てみろ!!」ラッセ選手に煽られながら必死で立ち向かう細身のレスラー山谷林檎。
この日が山谷選手は後楽園ホールのデビュー戦だったようです。
必死に食らいつくも打撃の威力に大きな差があり、何度も何度も倒されながら食らいついていました。

自分も若い頃にプロボクサーをしていたことがありましたが、デビュー戦は後楽園ホールでワンサイドでボコボコにやられました。眼底は折れるしスタミナも切れてフラフラで、レフェリーに「もっと手を出さないと!!」と怒られながら最終ラウンド必死で手を出しました。
厳しかったレフェリーが最後の最後に「そうそう!!」とちょっとだけ褒めてくれたのがせめてもの救いでした。
あの時の自分と山谷林檎選手が重なり、最後敗れた後ラッセ選手に支えられて起き上がる姿を見て泣きそうになりました。

頑張れ山谷林檎!!
駿河メイを見てこい!!と言われ
第二試合目はプロレス通の友人らの話によると「駿河メイは全女子レスラーの中でもトップクラスだから良く見てきた方が良い」との事。
「トップクラスという事なら技を見れば誰が駿河メイか分かるだろう」と思って観戦しましたが、やはり一人際立った人がいて、その選手が駿河メイでした。

良く跳ぶし動きにキレとバネがあって華がある。
ボクシングの場合は必ずしもそうした華やかさが実力に比例しない事もありますが、プロレスにおいてこの華は圧倒的な人気を生むだろうと感じました。

ただそうは言ってもプロレスは対戦相手や仲間との連携もありますし、技の繋ぎ、対戦相手との掛け合いがイマイチだったような気も正直しました。
攻防の切り替えや技と技との繋ぎにやや間があって、そうした時に「大丈夫かな!?」という気持ちにちょっとなりました。
若手お笑い芸人の漫才でちょっとタメが出来ちゃったようなそんな感じ。伝わりますかね?
プロレスが分かっていないからそう思ってしまっただけかもしれませんが。
人生初の生拝み渡り
第三戦目はプロレス素人でも見たことのある新崎人生選手が登場。
念仏唱えながらロープの上を歩く拝み渡りに感動。

新崎人生選手は入場時から色気がムンムン漂っていて、欧米の女性にもモテそう。

自分もあんな色気ムンムンなダンディーな大人になるはずだったんだけど、どこで間違ったかな。
この試合は技の迫力もあって、のはしたろう選手とGAINA選手のコミカルな掛け合いで笑いもあって面白かったです。
新崎人生選手が格好良すぎましたけど。
バラモン兄弟の天才的な回しっぷり
こびとレスラーのプリティ太田選手が出場した第四戦。
以前クラファンの支援でプリティ太田選手のセコンドに付いた事がきっかけでの今回のプロレス観戦でしたので特に注目していましたが、僕の席位置からは太田選手が小さくて見えませんでした(笑)。

半分冗談で半分ホント。
プリティ太田選手にスポットを当てた記事は別記事にしましたので以下をご欄ください。
でもってこの試合はバラモン兄弟の回しがお見事でした。
天才レスラー武藤敬司選手は「ほうきが相手でもプロレスが出来る」なんて言われていましたけど、バラモン兄弟の場合はプロレスにプラスしたトークが見事で、誰を相手にしても笑いの絶えないプロレスが作れると思います。
以前娘と関内でプロレス観戦した時もバラモン兄弟が出場していましたが、あの時も笑ったなー。
▶プロレス素人が初の生観戦で気づいた魅力【045 BAY ARENA vol.5】
ザ・グレート・サスケ選手はもう結構高齢なはずですが、とんでもなく体張っておりました。

ダンプ松本選手は極悪。あの竹刀叩かれると実際めちゃくちゃ痛いらしい。

休憩中も山谷林檎は大忙し
第四試合まで終わったところでリングの調整で一旦休憩。
休憩時間中も山谷林檎選手は大忙し、せっせとロープの調整をして次の試合に向けてスタンバイ。

ずっとあの中腰も足が痺れそう。疲れるだろうなぁ。

8人タッグはお祭り騒ぎ
セミファイナルの8人タッグは身体能力の高そうな選手が次から次に入り乱れ、場外戦もあり、さながらスマッシュブラザーズのような目まぐるしいバトルでした。
場外戦が多くなると山谷林檎も大忙し。観客を飛んでくる選手から守り、すぐさま椅子を直し、そしてまた戦況を見つめる。

リングサイドで戦況を見つめながら先を読んで迅速に動く。日々これを身に着けていく事で経験値を積んで実戦に活かしていけるのでしょうね。
8人タッグで戦う選手は難しいですね。
出しゃばり過ぎてもいけないし、引いていたらいつまでも出番来ないし、事前に展開を練った上で状況見ながら阿吽の呼吸で動いていかないとあのテンポで動いていくのは無理だと思いました。

ガン闘病から復帰のハヤト30分超の死闘
第六試合目は東北ジュニアヘビー級選手権大会。
王者MUSASHIに怪我にがん治療にで5年間の闘病生活と戦ったフジタ"Jr"ハヤト選手が挑んだ復帰戦。
「復帰戦でいきなりタイトル?」
「いくらなんでもベルトの価値軽すぎない?」
そんな声も聞こえてきそうですが、この試合は凄かったです。
実際試合を見てしまったらそうした野次を言いたい気持ちは吹っ飛んでしまうと思います。

ハヤト選手は故山本"KID"徳郁氏のところで修行を積んだ蹴りを中心とした打撃技には迫力があり、他の選手とは明らかに打撃音が違いました。関節技に持っていく流れも上手でした。
一方のMUSASHI選手も筋肉がデカく投げ技でハヤト選手を攻めまくり、それぞれがスタートから持ち味をフルに発揮。

途中打撃の応酬でハヤト選手の口から白いもの飛んでましたけど、歯が折れたか差し歯が抜けたのか。
あまりにハードな試合に観ているこちら側が目を覆いたくなる程でした。

ブランク明けで30分以上全力であんなに動けるのが凄い。忖度抜きにハヤト選手強かったですよ。
試合を観た方は誰もが納得する戴冠だったと思います。
MUSASHI選手も簡単にベルトを渡すつもりは無く、その気持ちに更に強い気持ちで応えたハヤト選手。両者の熱い気持ち、日々の努力、実力を感じた素晴らしい試合でした。
まとめ
全試合終了後、規制退場をしっかり守るプロレスファンの方々はマナーがとても良かったです。
普段観戦しているボクシングではリングアナが必死に制止しようと呼びかけるのを無視してどんどん帰っていく観客がたくさんいて、試合後の余韻が壊されてしまう感も正直あります。
仕方ないことだと思っていましたけど、プロレスでしっかりマナーが守られている様子を見て、団体を愛し、興行全体を観にくるプロレスファンと、選手個人の応援に来るボクシングファンとの違いを感じ、若干の悔しさも感じました。
ボクシングでも興行全体として魅せられるような神興行が出来たら良いなと思いました。
規制退場で待っている間にリングが撤収されていく様子が見れたのは収穫でした。

ここでも山谷林檎選手活躍しておりました。

彼の見上げる先にはきっと輝く未来が待っています!!
